ポイント
- 1番低い音はピアノの一番低い「ド」と同じ
- 音域は約4オクターブ
- 「ヘ音記号」から「ト音記号」までカバーしているのが特徴
- 高音部はヴァイオリンの音域にも匹敵する
- チェロが2人いれば簡単に2重奏ができる
ピアノと比べてみよう
チェロが出せる音の高さって、どれくらいなの?
そうだね、1番低い音はピアノの1番低い「ド」から始まるよ。
そこから約4オクターブ高い音まで出せるよ。
う、4オクターブ??
下の絵を見てごらん。「ドレミファソラシド」(1オクターブ)が約4回ってことだね。
え!こんなに高い音まで出るの!意外!
楽譜で見てみよう
じゃあ、次は楽譜で見てみよう。
え、高音の「ト音記号」まで音が出るの?!
そう、ヴァイオリンの音域にも匹敵するんだよ。
一つの楽器でこの2つの記号を弾けるのがチェロの魅力の一つなんだ。
チェロの音域の魅力
ピアノの楽譜を見たことはあるかい?
ちらっとなら…
下がピアノの楽譜なんだけど、「ヘ音記号」と「ト音記号」の2段で曲ができているんだ。
つまり、チェロが2人集まれば高音部と低音部がそろうから簡単に2重奏ができるんだ。
最近、話題になったチェロ2人組「2 Cellos」とかがわかりやすいかな?
だから4人そろえば四重奏もできるし、4パートに分ければアンサンブル、オーケストラもできちゃったりする。
すごく夢の広がる楽器なんですね!
(ぼそっ)そんなに簡単にト音記号は弾けないんだけどね…。