- 定年退職後はチェロを始める絶好の機会!
- 質の高い練習をすることを心がける!
- 75歳から始めた人もいます
65歳からでも、チェロは始められる?
うちのお父さんが定年退職を機に、チェロを始めたいといいだしたんだ。
でも、65歳なんだよね。どうなんだろう。
いいじゃない!
でも、楽器は小さいうちにやらないと、全然うまくならないって聞いたよ。
プロになりたいのであれば、小さいころから練習する必要があるけれど、
趣味でゆっくり続けるなら、むしろ定年退職後に始めるのはとってもあっているよ!
65歳から始めるメリット
以前、「何が難しいの?」でも書いたように、チェロの難しさは練習する「場所」と「時間」を確保することなんだ。
定年退職後は、子供も手離れして、自分の時間も増えるでしょ。だから、練習にはうってつけなんだよ!
(それに、退職金も入るからゴニョゴニョ。)
65歳から始めるデメリット
あまりデメリットはないと思うんだけど、やっぱり「体力」が若い人には勝てないってことかな。
え、体力?
楽器を弾くっていうのは、体力や集中力が必要なんだ。
若い人が何時間も練習できるのは体力があるからなんだよ。
だから、楽器は小さいころからというのは、体力もあるから、たくさん反復練習の時間を貯蓄できる。
なるほど、だから上達スピードも速いんですね。
年を取ってからだと、体力がない、つまりなかなか長時間練習できないんだ。
「少ない時間」で「質の高い練習」をする
つまり、「少ない時間」で「質の高い練習」をすることが重要になる。
質の高い練習…。
質を高くするには、音楽教室のレッスンで教えてもらうのはもちろんだけど、
一番大切なのは「自分の頭でしっかり考えて弾くこと」かな。
その点、65年間生き抜いてきた頭脳や経験がチェロを弾くときに役に立つんだ。
若い人にない、圧倒的な強みになる。
テニスも年を取ると若者には体力では勝てない。だから、「頭」を使うようになる。
どうみても体力的に劣っているおじさんが、若者を倒せちゃうのは体力で勝負せず頭で勝負しているから。
これはチェロにも当てはまると思うよ。